ツバメのフン受け 利用事例
ツバメは人が集まる場所に巣を作る習性があるため、鉄道の駅や道の駅、サービスエリア、商店街のような場所では多くのツバメが子育てをしているのを見かけ ます。一方で、ツバメは可愛いけれど、糞が落ちるので困るという声を聞きます。お店や駅などでは、お客さんに糞がかからないか心配で、ツバメの巣を落とし てしまうところもあるようです。そこでバードリサーチでは、ツバメと人とが仲よく暮らしていけるお手伝いにと、簡単に取り付けられるプラスチック段ボール製のフン受け を製作しました。
たくさんの人がツバメを見ることを楽しみにしています。フン受けを付けることで、人にもツバメにも住みよい環境を作れます。
たくさんの人がツバメを見ることを楽しみにしています。フン受けを付けることで、人にもツバメにも住みよい環境を作れます。
ツバメのフン受けは(株)シー・アイ・シーの協力で製作しました。全国の道の駅や鉄道の駅、高速道路のサービスエリアなどにフン受けを配布しています。これは全国のツバメの巣に対しては小さな数です。しかし、多くの人が目にする場所にこうしたフン受けを付けることで、ツバメの巣を大切にするという気持ちが広がることを目指しています。
利用事例
利用事例
鉄道の駅
鉄道の駅
2018年
サービスエリア
サービスエリア
2017年
鉄道の駅
鉄道の駅
2016年
道の駅
道の駅
2016年
コンビニエンスストア
コンビニエンスストア
2016年
サービスエリア
サービスエリア
2015年。段ボールは湿気で曲がってしまうため、素材をプラスチック段ボールに変えました。
道の駅
道の駅
2013年。シーアイシー(株)の支援を受け、段ボール製のフン受けの配布を始めました。
道の駅
道の駅
2012年。ウレタンボードをアルミ棒で支えた試作フン受け。量産できませんでした。
よくないフン受けの例
よくないフン受けの例
ツバメは天敵が来ないように高い場所に巣を作ります。巣の直下に大きな板を付けると、ツバメは天敵が近づきやすいと考えて、いなくなってしまいます。
アメリカ人の方が動画でツバメのフン受けを紹介してくれています。フン受けも珍しかったでしょうが、アメリカのツバメは橋の下や家畜小屋に巣を作るので、人家に巣を作っていること自体を珍しく思われたのかもしれません。