多摩川ツバメのねぐら入り
カウントレポート
東京西部を流れる多摩川の、日野市と昭島市を結ぶ多摩大橋下流のヨシ原にツバメの集団ねぐらがあります。ツバメは夕暮れなると集団ねぐらに帰ってきますが、この場所ではほとんどのツバメが川に沿って上流からねぐらに帰ってくるため、多摩大橋を通過するツバメのカウントすることで、ねぐら入りするツバメの数を調べることができます。
ツバメのカウント方法
図の破線がツバメの帰還コース(線の太さは数を表す)で、①~⑤と矢印が調査員の配置・観察方向です。5地点でカウントすれば、大半のツバメを掌握することができます。⑥は河道から出たツバメが電線にとまる場所で、橋でカウントを始める前に電線にとまっているツバメの数を数えるときもあります。
上流から見た多摩大橋。ツバメは橋の下流数百メートルにあるヨシ原で夜を過ごす。
多摩大橋を越えてねぐらへ向かうツバメたちを、カウンターでカチカチ数えます。