ツバメは人通りの多い場所に巣を作る習性があるので、駅や商業施設などでよくヒナを育てています(道路施設の調査結果)。しかし最近はツバメへの寛容さが失われ、巣を落としたり、巣を作れないようにしている建物も少なくありません。日本の街からツバメが姿を消すことのないように、バードリサーチではツバメと人が共生する街作りを支援しています。


(株)シー・アイ・シーの協力で製作しました

     
 取り付け簡単フン受け ツバメポスター  対応マニュアル

ツバメ三点セットの一般配付は、多くの皆様からのお申し込みをいただきましたため、終了させていただきました。
公共施設や商業施設への配付は続けております。活動へのご寄付をよろしくお願い申し上げます。

 

ツバメは人が集まる場所に巣を作る習性があるため、鉄道の駅や道の駅、サービスエリア、商店街のような場所では多くのツバメが子育てをしているのを見かけ ます。一方で、ツバメは可愛いけれど、糞が落ちるので困るという声を聞きます。お店や駅などでは、お客さんに糞がかからないか心配で、ツバメの巣を落とし てしまうところもあるようです。そこでバードリサーチでは、ツバメと人とが仲よく暮らしていけるお手伝いにと、簡単に取り付けられるプラスチック段ボール製のフン受け を製作しました。
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ツバメの子育てへの理解をお願いするポスターです。子育てのどのステージにあるのかや、巣の中がどうなっているのかなどが分かります。ヒナが孵ると親ツバメはタマゴの殻を捨てるので、殻が落ちているのを見つけたらポスターに貼り付けてください。その日が、ヒナの誕生日です。

ポスターのPDFファイルはこちらからダウンロードできます
プリントしてご利用ください。

ツバメについての質問・トラブルQ&A集です。巣が落ちたとき、建物で工事があるとき、鳥インフルエンザの質問を受けたときなど、起こりそうなケースについての対応を紹介しています。
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フン受けを付けられない場所や、売り場の真上のように少しでもフンが落ちては困る場所にツバメが巣を作ろうとすることもあります。そうした場合には、別の場所にツバメの巣作りを誘導することができないかと考え、埼玉県の「道の駅アグリパークゆめすぎと」にご協力いただいて実験を行っています。トイレの入口にあった巣をツバメが使えないようにネットで塞ぎ、その代わりに、少し離れたトイレの内と外に人工巣を取り付けたところ、ツバメが利用し始めました。人工巣を作ってみたい方は、人工巣の作り方のページをご覧下さい。

 
以前のトイレ入口の様子。巣は入口天井の内と外にあります。巣の下にフンを受ける段ボールを設置していましたが、フンが落ちたときに、運悪く人が通りかかるかもしれません。
 
 
2014年春に、トイレ天井にネットを張り、ツバメがこの場所を利用できなくしました。5mmのテグス製のネットで、視認性が高く、さらにピンと張られているためツバメが絡まることはありません。2枚の段ボールは、古巣がツバメに見えないように置いてあります。ネットを張る前の時点で、すでに1つの古巣にツバメ夫婦が巣材を運んでいました。
 
 
 女子トイレ内に設置した人工巣。古巣に入れなくなったツバメ夫婦が人工巣を使っていることを、三日後に確認できました。
 
 
 トイレ外側の壁に設置した人工巣。左側のアルミ製窓枠に巣作りしようとしていたツバメが、人工巣を設置した翌日から利用し始めました。人工巣の上に、自分でさらに土を盛っています。
 
 
 女子トイレのツバメ夫婦は、夜は洗面台で眠っています。