TOP > 図鑑・生態 > ツバメの基本情報

ツバメの体つき
頭から尾羽の先までは、約17cm。
体重は18グラム前後。
オスはメスに比べて長い尾羽を持っています。
  左がオス、右がメス

ツバメの巣
泥を唾液で固めた巣を作ります。
少量のワラを混ぜることで、巣の強度を増しています。

ツバメの渡り
ツバメは冬を東南アジアで過ごし、2月下旬になると、まず九州南部にやってきます。そして3月下旬までには関東以西の広い範囲で見られるようになります。

東北地方にまで飛来してくるのは4月に入ってから、さらに4月中旬になると北海道へも飛来します。

飛来時期は年によって少しずつ違いますので、大まかな目安と考えて下さい。

子育てピークは2回
1回目のヒナが巣立つと、2回目の子育てをするツバメ夫婦が多いようです。

右のグラフは、ツバメかんさつ全国ネットワークのツバメ日記の記録で分かった、ヒナが巣立った時期と巣数のグラフです。


集団ねぐら
巣立った若ツバメや子育てを終えた親ツバメは、巣を離れて、水辺のヨシ原などで集団で夜を過ごすようになります。 このような場所のことを「ツバメの集団ねぐら」と言います。

集団ねぐらに集まるツバメの数は7月に入ると増え始め、関東地方では7月末から8月初めにかけて最大になります。

ねぐらに集まる時期、ツバメたちは長い渡りに備えてたくさんの昆虫を食べて、飛ぶためのエネルギーになる脂肪を蓄えます。そして南へと旅立っていくのです。


集団ねぐらに集まったツバメたち
 
ヨシ原に降りたツバメ
(写真  佐藤信敏)


東南アジアで冬を越します
冬の間、エサの昆虫が少なくなる日本を離れて、ツバメたちは東南アジアで暮らしています。 右の写真はボルネオ島(マレーシア)のケニンガウという町で撮影したツバメの様子です。

東南アジアの越冬地では、このように街中の電線にたくさんのツバメが集まって夜を過ごします。日本の集団ねぐらのように自然の植物の中にもねぐらを作っているかどうかは、よく分かっていません。